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2015.02.20

なぜ会社を辞めて今の仕事を始めたのか(後篇)

前篇では、毎度毎度面白くない提案をしている自分に嫌気がさしてきた、またもしかしてこの状況は自分だけではないのでは?と思ったところまでを書きました。前篇はこちらです。

社内の誰も、私に最高の創造性を求めているわけではありませんが、広告主としてはそれを求めていたと思います。商品が売れるための工夫、目立つ広告になるための仕組み、そんな部分での創造性を、広告会社の窓口である僕には求められていたと思います。

それでも毎度僕が持ち込む企画は、メディア都合の商品ばかり。結局は「今後のために、お付き合いでやっておくのも大切です」みたいな提案になったりもします。時には自分を信用してもらうために、「正直このメディア企画はやらなくていいと思います。ここだけの話ですよ」とか言ったりした気もします。そうやってたまに本音を言っていることで、信用してもらい、いつか自分がどうしても通したいおススメ企画が通りやすくなる、みたいな理論です。

考え方としては、10年勤務して20年勤務して、このままだましだましやっていくという考え方もあったと思います。

でも自分はそれではつまらないと思ってしまったのです。自分が面白いと思うことや、素敵だと思うことを経験せずに、どんどんおじさんになっていくことが怖く思えたのです。また僕が面白いと思うのは、アイドルやタレントとか、アニメ関係の仕事をすることでもなかった。世界的なイベントにかかわることでもなかったのです。こうして文章にしてみると、自分でも認めざるを得ないのですが、仕事で提出する企画を面白くするためではなく、自分の人生自体を面白いものにしたかったんだなと思います。

より多くの面白い経験(家族と過ごす時間。旅行、食事、買い物など)をしたい。そのためにはサラリーマン時代よりもより短い時間で、より多くのお金を稼ぐ必要があると思ったのです。

散らかってしまってわかりにくくなってしまっていますが、
「面白い企画も思いつかない自分=面白くない生活をしている自分」

「面白い人生を送る自分」
にしたかったのだと思います。

独立から数年は自分の時間を確保しつつ、お金を稼ぐことに没頭し、現在は、仕事(オン)のために仕事以外の時間(オフ)を充実させて、よりよいオンを過ごすためのアイデアを、自分以外の人に向けて打ち出しています。「オフィス内での偶発的なよい衝突を起こすコミュニケーションとは何か?」とか、「その作業を効率的に終わらせるにはどうしたらよいか?」などを考え、提案していくことで、少しでも多くの人に、少しでも多くの時間を取り戻してもらいより面白い仕事人生/自分人生を送ってもらえればと考えています。