MENU

NEWSマッシグラからのお知らせ!

ARCHIVE

2015.02.13

なぜ会社を辞めて今の仕事を始めたのか(前篇)

最高の仲間に囲まれて日々エキサイティングな仕事をさせてもらって、それでも会社を辞めて今の会社を始めた理由を書きたいと思います。

会社に就職して10年。本当に充実した「仕事生活」でした。広告の仕事は毎度毎度新しい条件や課題に対して、向き合うことが多いです。
僕だけの経験だと思いますが、毎度毎度生まれる新しい課題に対して、自分の提案している内容が非常に薄っぺらく、細い線に感じていました。
業務時間内に得られる情報や、各メディアで売れている商品、各メディアが売りたい商品を中心にプランを練っていて新しいアイデアがそこには無かった。これは誰が悪いわけでもなく、新しいアイデアを絞りだせないセンスの無い自分が、悪かったのは言うまでもありません。

「新しいアイデアを提案したいけど、提案は明日の朝一番。」
何もインプットがないのに、都合よく誰も思いつかないようなアウトプットが出るわけがありません。「若者に向けた商品」と聞いても、今の若者がどこでどんな遊びをしているか知らないし、人が集まる場所にすら行く時間がないので、街がどんな状況になっているのか知らない。
そんな僕は、結局各メディアの都合や、自社の都合で売りたい商品を中心にプランを作り翌日提案として持っていくことになります。
広告主に怒られないように、商品のごく一部を「本来だったら変えられないけど、今回は御社のために、御社の商品をアピールする内容に変えられるよう交渉してきました」とか「今若者が大勢集まる六本木ヒルズのここに看板が出せます」とか言ってみたりします。六本木ヒルズなんて、自分は、金曜の夜合コンが近くであれば、行くかも位なのに、まるで昼間に若者が集まりそこで看板をこぞって見ている現状が実際にあるような説明をします。

広告主が新サービスや新商品にかける熱意には、僕の提案は到底及んでいない訳です。

結局自分が遅くまで働いて、残業が増えていくことがよく働くことだと勘違いしていて。あれだけ創造性を求めることで有名な会社なのに、自分の思考回路は、非常にワンパターンで。「アイドルグループに替え歌、歌ってもらえばOKじゃない?」みたいな。
「このままではいけない」と思った訳です。こういった状況に陥っているのは僕だけではないのかもしれない、ともちょっと思ったりしました。

次回へ続きます。